DPCデータによる病院指標|独立行政法人国立病院機構 信州上田医療センター

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DPCデータによる病院指標

外来受付時間
  受付時間
午  前 8:30~11:00

ただし、時間外・休日等における急患の場合は、事前に電話にてお問い合わせ願います。

休診日 土曜日・日曜日・祝日


面会時間
  受付時間
平  日 15:00~19:00
土曜・日曜・祝日 13:00~19:00

上記の時間帯以外の面会は固くお断りいたします。

お問い合わせ
独立行政法人 国立病院機構
信州上田医療センター
〒386-8610
長野県上田市緑が丘1-27-21
0268-22-1890

平成27年度 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
line
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 470 172 182 213 319 462 1017 1639 1388 365
当院の入院患者さんは幅広い年齢層の患者さんが入院されています。
特に60歳~80歳代が多く、60歳以上の患者さんが全体の65%を占めています。
また新生児・小児の入院医療も力を入れており0~9歳の患者さんは7%を占めます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
line
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 36 15.36 15.35 2.78 62.08
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 10 13.70 14.34 0.00 71.40
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 21.69 - -
内科では糖尿病の患者さんを多くみております。また糖尿病の教育入院にも力をいれており、医師、看護師、薬剤師、栄養士で構成されたチーム医療で生活習慣の改善指導、合併症の治療を行っています。誤嚥性肺炎等の呼吸器疾患による高齢者の入院も多くみられます。これらの患者さんは、病状回復後も自立した生活が困難な場合が多く、転院、施設の入所等が必要となるケースも多く、それらのマネージメントに時間を要し在院日数が長くなる傾向があります。それらを解消するためには、近隣の医療機関等との綿密な地域連携をより充実させていく必要があります。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 64 14.41 14.34 9.38 76.14
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 51 41.12 20.63 11.80 73.63
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 47 22.34 13.38 6.38 72.60
呼吸器内科では肺炎治療の患者さんが最も多くなっています。次いで間質性肺炎、肺がんの患者さんが多くなっています。間質性肺炎は治癒することがない疾患で感染等による状態の悪化によって入院される場合があります。入院後は主にステロイドホルモンによる治療を行いますが、徐々に薬剤を減らしていくため、患者さんの状態によっては長期の入院になる方もいます。肺がんは抗がん剤を投与する患者さんが多くみられます。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 57 11.67 10.93 5.26 76.91
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 34 25.62 16.76 11.80 59.76
060300xx99x00x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 31 18.03 14.14 6.45 68.32
最も症例数が多いのは胆道です。結石が詰まる等により炎症を起こしてしまった胆管を、内視鏡や抗生物質等を使用して治療します。
続いて多い疾患は肝硬変です。肝硬変はアルコールが原因となっている疾患とそれ以外の原因による疾患の二つに分かれています。
アルコール性の肝硬変は平均年齢が若いですが、在院日数はアルコール性以外の肝硬変より長い傾向となっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 248 2.27 3.07 0.40 71.72
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 122 3.47 4.87 0.82 70.73
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 91 22.35 18.30 7.69 83.31
循環器内科の最も多い症例は狭心症などに対する心臓カテーテル治療のための入院、および治療前、治療後の心臓カテーテル検査のための入院です。
心臓カテーテルによる治療は狭心症だけでなく、心筋梗塞などの症例でも施行されます。
また3番目に患者さんが多いのは心不全の治療となります。
心不全は様々な要因で起こる疾患となっています。また平均年齢も80歳を超え高齢者の方に多いです。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2なし 70 4.43 5.72 0.00 1.86
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 49 4.27 6.31 0.00 4.63
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 49 3.39 5.50 0.00 3.31
小児科では肺炎、急性気管支炎の患者さんが最も多く、次いで気管支ぜんそく、ウイルス性の胃腸炎の患者さんが多いです。
肺炎、急性気管支炎に関しては抗生剤の点滴や内服による治療を主に行い、5日弱の入院となっています。
次いで喘息(ぜんそく)については主にステロイド薬による点滴、内服による治療を行っております。
胃腸炎の患者さんに対しては主に保存的治療として輸液を行うなどの治療をしています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 24 29.33 17.41 12.50 77.46
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 24 11.38 9.17 4.17 70.04
060040xx99x60x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病なし 21 5.10 4.51 0.00 72.05
結腸の悪性腫瘍の手術症例が最も多く、平均年齢が高くなっています。腸閉塞の症例も多く、保存的治療を行っています。
続いて、直腸肛門の悪性腫瘍に対する化学療法の症例が多くなっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 109 36.17 28.70 71.56 83.68
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 27 24.11 21.52 29.60 75.37
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 14 6.00 5.70 0.00 28.79
大腿骨近位部骨折の手術症例が最も多く、平均年齢も高くなっています。地域連携診療計画(連携パス)を使用し、連携先医療機関での回復期リハビリテーション継続の為、地域医療連携に努めています。
続いて、胸椎・腰椎の骨折の保存療法、前腕の骨折に対する手術症例が多く、これも高齢者の骨粗鬆症骨折です。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 18 4.78 5.86 0.00 29.28
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし - - 6.14 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし - - 10.49 - -
顔面損傷に対する手術症例が最も多く、小児から大人まで幅広い年齢層となっています。
続いて、四肢・躯幹部における骨軟部の良性腫瘍、皮膚の悪性腫瘍に対する手術症例が多くなっています。
皮膚の悪性腫瘍に関しましては、皮膚科と連携した診療を行っております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 43 2.00 3.15 0.00 67.84
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 37 7.76 7.52 13.50 37.22
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 33 16.85 18.08 33.30 72.33
脳神経外科では脳動脈瘤に対する検査入院が最も多い症例となっております。これは手術前や手術後のフォローアップを目的に行われることが主です。
脳動脈瘤とは脳の血管にできる風船のようなふくらみで、破裂すると、くも膜下出血を起こします。脳動脈瘤が破裂する前に、検査、治療を行い、出血を防ぐよう努めています。
2番目に多いのは頭部外傷の症例が多いです。これは頭部の打撲等の比較的軽度なものから、慢性硬膜下血腫などの中等度から重度の疾患も含まれます。
3番目に多いのは脳梗塞の患者さんになります。特に発症から3日以内の急性期の患者さんが多いです。
また「エダラボン」という薬剤を脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善目的に投与するケース
が多いです。
リハビリが必要な患者さんについては他の医療機関と連携してリハビリが行えるよう努めています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 18 19.00 13.03 0.00 68.56
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 12 7.83 9.68 0.00 27.92
040200xx99x01x 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 8.28 - -
呼吸器外科では、肺がんの手術を行う患者さんや気胸の患者さんが多いです。
肺がんに関しては手術前や手術後の化学療法を組み合わせた治療を行っています。また比較的初期(ステージⅠ)程度のがんに対する手術も多く行っています。 
気胸に関しては患者さんの状態によって内科的治療、外科的治療を選択しています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 35 5.51 5.53 0.00 45.34
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 32 9.13 8.2 0.00 16.69
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 31 8.00 7.76 0.00 59.94
急性扁桃炎に対する投薬による治療症例が最も多くなっています。
続いて、小児の慢性扁桃炎やアデノイドに対する手術症例が多くなっています。
慢性副鼻腔炎に対する手術症例も多く、上記2症例と大きく変わらない症例数となっています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 12 11.83 11.97 8.33 59.92
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 8.97 - -
080080xxxxxxxx 痒疹、蕁麻疹 - - 6.48 - -
皮膚科では急性膿皮症(主に蜂窩織炎)や帯状疱疹の患者さんを多く診療しています。また重度のじんま疹などの患者さんも診療しています。
※平成28年10月1日より常勤医師不在のため入院は受け付けておりません。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 65 8.98 7.59 1.54 75.31
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症 手術なし 38 10.68 12.60 0.00 76.47
110420xx97xx0x 水腎症(その他) その他の手術あり 副傷病なし 29 2.21 5.49 10.30 74.28
膀胱悪性腫瘍に対する経尿道的手術症例が最も多くなっています。
続いて、尿路感染症に対する投薬による治療症例、水腎症に対する経尿道的ステント留置術症例となっており、どれも平均年齢が高い傾向にあります。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 23 5.83 6.34 0.00 41.43
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 19 6.00 6.50 0.00 45.53
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 18 10.22 10.18 0.00 45.89
婦人科では「子宮筋腫」や「卵巣腫瘍」などを代表する良性腫瘍の手術を多く行っています。
また子宮の腫瘍に関しては腹腔鏡という器具を用いた手術が最も多くなっています。
当院ではクリニカルパス(入院から退院までの標準的な治療計画)を導入し治療を行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 7.60 9.71 0.00 67.13
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 12 15.17 13.64 8.33 66.75
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 10 16.50 23.89 0.00 59.30
末期腎不全患者の透析導入に伴うシャント設置術の症例が最も多くなっています。
続いて、慢性腎不全に対する投薬治療、ネフローゼ症候群となっており、経皮的針生検法も行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 14 15 18 15 18 10 1 7
大腸癌 11 22 45 29 30 16 1 7
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - - 16 117 - - 1 7
肝癌 - - - - - 29 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

罹患率の高い5つのがん(胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん)の人数を(初発はステージごと)集計したものです。
ステージはUICC病期分類に準拠しています。
平成27年度中に退院した延べ患者数となっております。

○UICC病期分類
国際対かん連合(UICC)によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移、③遠隔転移の有無の3つの要素によって各がんをⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
ステージは数字が大きいほど「進行しているがん」と表記されます。

【初発・再発の定義】
初発:当院において、癌の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
再発:当院・他の医療機関を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たに遠隔転移を起こしていた場合を指します。


当院では、消化器内科・外科で胃がん、大腸がん、肝がんの患者さんを、呼吸器内科・呼吸器外科では肺がんの患者さんを多く診療しています。
大腸がんではステージⅢ~Ⅳの患者さんを多く診療しております。手術や化学療法など患者さんの状態に合わせた幅広い治療をしています。
肺がんではステージⅣの患者さんを多く診療しています。また抗がん剤投与目的に入院を繰り返すため人数が多い傾向になります。
乳がんは平成28年度より常勤医師が赴任し治療できる体制が整いましたので平成27年度は人数は少なくなっています。
肝がんは当院では外科治療ができないことなどの理由から他院にて治療後継続的抗がん剤投与目的に入院される患者さんが多いため 再発の人数が多くなっています。

なお、UICC病期分類が不明に分類されている症例については、入院中に検査結果が出ていなかったり、遠隔転移の評価を退院後にする方針等で入院中の情報だけでは病期分類ができていないことなどが理由としてあげられます。特に大腸がんに関してはその傾向があります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
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患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 16 11.56 62.94
重症度 1 36 14.17 75.92
重症度 2 29 16.90 81.38
重症度 3 16 28.50 84.06
重症度 4 - - -
重症度 5 - - -
不明 - - -
○成人の市中肺炎
普段の社会生活を送っている中でかかった肺炎のことを言います。

○重症度の分類
成人市中肺炎診療ガイドラン (日本呼吸器学会) による重症度分類システムA-DROPスコアを用いてます。

○平均在院日数
病院に入院していた日数(在院日数)の平均値です。

この指標では細菌による肺炎を集計しており、インフルエンザウイルス などのウイルスによる肺炎や食べ物の誤嚥による肺炎、気管支炎は集計対象外となっています。
また小児患者さんは集計対象外をなっています。(20歳以上を対象)

当院では「中等症」の患者さんが最も多く、全体の63%を占めています。概ね年齢が高いほど重症度が高くなる傾向にあり、平均在院日数も長くなっています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
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ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 113 25.18 75.37 41.67
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
脳梗塞等の分類にあたる患者さんをICD-10 コード別に集計しました。

○ICD-10 コード
国際疾病統計分類-第10 回修正(ICD-10)に基づいて、様々な傷病名が分類され、コード化されています。例えば、「I633(コード)」といえば「アテローム血栓性脳梗塞(病気)」といったように、コードによってその病気が表されています。

○平均在院日数
病院に入院していた日数(在院日数)の平均値です。

○転院率
該当する症例数の内、当院から他の病院に移動して継続入院(転院)することとなった患者さんの割合です。

当院ではほどんどの患者さんを脳神経外科・脳神経内科にて治療を行っています。
指標ではI63$(脳梗塞)に分類される患者さんの割合がもっとも多く、特に発症日から3日以内の急性期脳梗塞が集計対象全体の8割以上を占めます。急性期脳梗塞の患者さんの平均年齢は75歳と後期高齢者の方が多くなっています。平均在院日数は25日程度となっており、入院中に治療とリハビリを行い、自宅、施設等に退院されるか、あるいは継続的リハビリが必要な患者さんは、よりリハビリを専門とする病院に転院されます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
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消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 207 0.30 2.13 0.00 67.67
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 87 5.86 16.45 10.34 79.64
K654 内視鏡的消化管止血術 44 1.00 17.91 18.18 70.14
結腸ポリープに対する内視鏡的手術が最も多くなっています。
続いて、胆石や胆管癌などの胆道疾患が多く、内視鏡的ステントを留置する事で胆汁の流れを改善します。
消化管出血に対する止血術も多い症例となっています。
内視鏡的ステント留置術は、平均年齢が高い傾向となっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 112 1.48 3.71 0.89 72.02
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 50 0.06 8.98 2.00 68.16
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 36 0.03 12.08 8.33 70.56
循環器内科では、心筋梗塞や狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術が上位トップ3を占めます。
これは心臓カテーテル治療といって、腕や足の血管から心臓まで管を通して詰まっている心臓の血管あるいは狭くなっている心臓の血管をステントと呼ばれる器具を使い広げる治療法です。
この治療によって悪くなっていた血液の流れを回復させることができます。
「その他のもの」では主に症状が安定している方を中心にあらかじめ検査入院して一旦退院後、再入院して行われることが多いです。
「不安定狭心症」「急性心筋梗塞」は緊急性が高く、患者さんの状態によりますが即日入院して検査、治療まで行わることが多いです。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 74 1.76 5.08 2.70 70.04
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 25 5.32 7.08 4.00 58.76
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 22 8.91 21.05 13.64 77.64
鼠径ヘルニアに対するヘルニア手術の症例が多くなっています。
続いて、胆石や胆石による炎症に対しての腹腔鏡下胆嚢摘出術が多く、開腹手術より侵襲が少なく患者さんの体の負担も軽減されます。
結腸の悪性腫瘍に対する結腸切除術も多くなっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 85 4.67 29.03 69.42 84.02
K0811 人工骨頭挿入術(股) 30 12.17 33.33 83.33 82.97
K0462 骨折観血的手術(下腿) 24 4.42 23.58 20.83 52.46
大腿骨近位部骨折に対する骨折部位の接合が最も多くなっております。続いて、大腿骨頚部骨折・変形性股関節症・関節リウマチに対する人工骨頭挿入術症例が多く、平均年齢も高い傾向にあります。頸骨・腓骨の骨折に対する骨折観血的手術も多くなっております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 17 1.53 5.59 0.00 87.12
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(下腿) 10 0.50 3.40 0.00 60.60
K333 鼻骨骨折整復固定術 10 1.00 1.10 0.00 15.30
皮膚の悪性腫瘍に対する皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除)が最も多い症例となっており、平均年齢が非常に高い傾向となっています。
続いて、鼻骨骨折に対する鼻骨骨折整復固定術、下腿の軟部腫瘍に対する四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術が多くなっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1781 脳血管内手術(1箇所) 25 2.76 22.36 8.00 66.00
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭による) 17 9.12 22.71 64.71 85.00
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 11 9.55 28.45 0.00 59.27
脳神経外科で最も多い手術は脳血管内手術です。
当院では、頭の骨を開けたりなどして血管を直接手術して治療する「開頭手術」ではなく、足の血管から脳までカテーテルという細いチューブを通して治療します。
主に脳動脈にできた“こぶ”である脳動脈瘤の破裂の防ぐ目的で、こぶの中に細くてやわらかいコイルを詰めたりするといった、「頭を切らない治療」(脳血管内治療)を行っています。
2番目に多いのは「慢性硬膜下血腫」に対する治療です。慢性硬膜下血腫とは、頭部外傷後慢性期(通常1~2ヶ月後)に脳に血(血腫)が貯まる病気です。
約1.5cmの穴を頭蓋骨に開け、脳内に溜まった血(血腫)の洗浄・除去を行います。
3番目に多いのは頭蓋内腫瘍摘出術です。脳内でできた腫瘍に対して、開頭して腫瘍を摘出します。
開頭術では髪の毛を全く切らず(剃らず)、できるだけ早くストレスを少なく社会復帰できるようにと考えています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) 13 7.00 6.54 0.00 33.85
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) - - - - -
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) - - - - -
呼吸器外科で最も多い手術は胸腔鏡下肺切除術です。気胸(突然肺に穴が開いて空気が胸腔(きょうくう)に漏れる疾患)に対して行われます。
主に胸腔ドレナージ(空気を外に出す治療)で改善が見られない場合や再発の場合に手術が行われます。
当院では開胸ではなく胸腔鏡で主に治療を行います。胸腔鏡では傷が目立ちにくく、手術当初の痛みも開胸に対して少ないです。
2番目と3番目に多いのは肺がんに対する手術です。こちらも胸腔鏡で主に治療します。
肺は肺葉と呼ばれる区域に分かれており、がんのできている肺葉を切除します。
その範囲は患者さんの状態やがんの大きさ・場所等により、一つの肺葉すべてを切除するか、肺葉の一部を切除するかを選択します。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 42 1.07 7.24 0.00 20.45
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 27 0.96 6.15 0.00 60.11
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡によるもの) 13 1.00 4.31 0.00 65.62
慢性扁桃炎に対する口蓋扁桃手術(摘出)が最も多くなっており、平均年齢が低い傾向にあります。
続いて、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)、喉頭腫瘍に対する直達鏡による喉頭腫瘍摘出術も多くなっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 73 1.70 6.27 1.37 75.77
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 62 0.56 5.32 16.13 74.61
K8412 経尿道的前立腺手術(その他のもの) 21 2.48 7.67 0.00 71.48
膀胱の悪性腫瘍に対する経尿道的手術が最も多くなっています。続いて、水腎症に対する経尿道的尿管ステント留置術、
前立腺肥大症に対する経尿道的前立腺手術が多くなっています。どの手術も平均年齢が高い傾向にあります。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部(腟部)切除術 29 0.93 0.97 0.00 45.24
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 27 1.04 4.00 0.00 43.11
K877 子宮全摘術 20 1.75 8.25 0.00 50.30
婦人科でもっとも多いのは子宮頸部(膣部)切除術です。これは主に子宮頸部高度異形成に対して行われます。
子宮頸部高度異形成とは将来的に子宮頸癌になる可能性のある病変になります。入院日数は2日程度となっています。
2番目に多いのは卵巣腫瘍に対する手術です。お腹を開く「開腹術」ではなく、侵襲性の低いお腹に穴をあけて行う腹腔鏡手術を多く行っています。
3番目は子宮全摘術で主に子宮筋腫に対して行われます。こちらは患者さんの状態に合わせて「開腹術」と「「腹腔鏡下膣式」とを選択しています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 24 3.67 12.58 4.17 69.83
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 10 1.30 1.50 0.00 70.90
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) - - - - -
末期腎不全の透析導入に伴う内シャント設置術が最も多くなっています。
続いて、シャント狭窄に対する経皮的シャント拡張術・血栓除去術が多くなっています。
どちらも予定入院に関してはパスを活用しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・
術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
line
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 13 0.21
180010 敗血症 同一 18 0.29
異なる 10 0.16
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 46 0.74
異なる 11 0.18
播種性血管内凝固(DIC)、敗血症、真菌症、手術・処置等の合併症の患者数と請求率を集計しました。

○DPC コード
14 桁あるDPC コードのうち、6 桁で集計しています。DPC コード6 桁とは病名による分類を表しており、治療方法は分類に関連しません。

○播種性血管内凝固(DIC)
感染症などによって起こる、全身性の重症な病態です。治療に大きな医療資源が投入されるため、該当するDPC で高額な点数が設定されています。

○敗血症
感染症によって起こる、全身性炎症反応の重症な病態です。治療に大きな医療資源が投入されるため、該当するDPC で高額な点数が設定されています。

○真菌症
真菌による感染症です。

○手術・処置などの合併症
手術や処置などに一定割合で発生してしまう病態です。術後出血や創部感染などが挙げられます。合併症はどのような術式でもどのような患者さんでも一定の確率で起こり得るもので、医療ミスとは異なります。

○入院契機
DPC コードにて分類される包括請求の対象となる病気(DPC 病名)とは別に、入院の契機となった病気(入院契機病名)がそれぞれの入院患者さんにつけられています。DPC 病名と入院契機病名が「同一」か「異なる」かにより分けて集計しています。「同一」ということは、ある病気の診療目的で入院して、その病気の治療を行ったということを表します。一方「異なる」ということは、ある病気の診療目的で入院したが、併発していた、もしくは入院中に発症した違う病気(この指標の場合は、播種性血管内凝固や敗血症、手術・処置などの合併症)による治療が主だったものになってしまったことを表します。

厚生労働省による平成26年度の全国のDPC対象病院データでは、全症例に対する割合は播種性血管内凝固が0.17%、敗血症は0.56%でした。全国値と指標による当院の数値を比べると播種性血管内凝固が0.29%、敗血症は0.45%となっています。

播種性血管内凝固でDPC病名と入院契機病名が異なる場合の入院契機病名として件数が多いのは、呼吸器疾患が7件と約半数以上を占めています。感染症などで状態が悪化し、播種性血管内凝固といった重症な病態になってしまった症例です。

手術、処置などの合併症については、ほとんどがDPC病名と入院契機病名が同一である患者さんでした。これは入院中に起こったものではなく、手術、処置などの合併症の治療を目的として入院された患者さんが多いということです。 内訳は透析シャント狭窄11件、胆管ステント閉塞9件、術後創部感染4件
尿路の移植片の機械的合併症3件、カテーテル留置による尿路感染症3件、吻合部狭窄2件、後出血2件、人工股関節脱臼2件、VPシャント機能不全 、術後血腫、透析シャント機能低下、術後膿瘍、内視鏡中腸穿孔、術後感染症、術後穿孔、造影剤ショック、人工弁感染が各1件となっています。

入院契機と異なる合併症の内訳は内視鏡での腺腫切除後の出血などによる場合が5件、内視鏡中の腸穿孔が2件、術後敗血症、術後瘻孔形成、胆管ステント閉塞、尿路の移植片の機械的合併症が各1件となっています。
更新履歴
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2016-10-01
平成27年度 病院指標の公表
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